正社員
植物評価技術者|トヨタ系グループ唯一の素材メーカー(プライム市場上場)【愛知】
- 400万円~900万円
- 愛知県東海市
【職務内容】
(1)PDMA(プロリンデオキシムギネ酸)の海外試験コンタクト・フォロー
(2)社内での栽培試験(作用機序の深掘り、バイオスティミュラント効果の検証)
(3)海外各国での登録(REACH、TSCA、肥料登録)
【事業概要】
~世界的な食糧難の解決に貢献~
不良土壌での農業を可能にする次世代肥料「PDMA」の開発。世界の耕地の3割を占めるアルカリ性の土壌は、鉄欠乏が発生しやすく作物が育ちにくい環境です。当社は徳島大学とともに、その解決に向け、イネ科由来の天然物質「ムギネ酸」を改良した環境に優しい次世代肥料「プロリンデオキシムギネ酸(PDMA)」の開発に成功しました。PDMAは生分解性でイネ科以外の作物にも効果を発揮します。現在は商品化に向けての量産プラントの開発および低コスト化の課題に取り組んでおり、2026年からの販売開始を目指しています。食料生産が人口増加に追いつけず、深刻な食料難が訪れることが確実視される今、農業に不適とされていた土地が活用できることで、食料増産が可能となり、SDGsの「2.飢餓をゼロに」への貢献が期待されます。この研究成果は、3月10日付でイギリスの学術雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」電子版にも掲載されました。当社の農業肥料事業は、既に「鉄力あぐり・あくあ」という商品名で国内では量販店様に扱って頂いており、市場から支持を得るに至っております。今回は、海外市場に向けて、ターゲットとなる地域の土壌性質や各国の基準を満たすような製品開発を行う中で、事業のグローバル化を図ることを目的としています。
【組織構成】
配属先となる未来創生開発部 次世代あぐり開発グループは、植物評価メンバー3名(グループ長兼務含む)、有機合成(基礎研究)メンバー3名の計6名で構成されています。今回採用させて頂く方には、植物評価業務を自律自走的に遂行頂くことを期待しています。
事業内容・業種
自動車部品