【兵庫/加古川】技術開発(製鉄所発生品の資源循環技術)(鉄資源プロセス開発室/兵庫)(T240)
- 給与
- 570万円~1100万円※想定年収:月例給+賞与+諸手当
- 勤務地
- 兵庫県加古川市
<採用背景>
資源が限られている日本では、資源循環型社会の構築が重要な課題となっています。
加古川製鉄所では、製鉄工程で発生する副産物を再資源化し、資源の循環を推進しています。
鉄資源プロセス開発室では、製鉄所から出る副産物をリサイクルしたり、新たな用途を見つけるための技術開発を行っています。
今回、組織体制強化のため、技術者を新たに募集します。
<配属組織>
鉄鋼アルミ事業部門 技術開発センター 製銑開発部 鉄資源プロセス開発室
<配属予定部署・グループの募集部署のミッション>
加古川製鉄所の製銑部資源循環室や、発生品を再利用する関連部署、当社のステークホルダーに対して、発生品の安定的な出荷や処理費の削減、社会的な課題(最終処分量ゼロ)の解決を目指します。そのために、発生品の環境安全性を確保する技術、リサイクル技術、および有効利用技術を開発し提供します。
<業務内容>
①ダストやスラグのリサイクル技術の検討:
湿式処理方法をラボで実験し、原理を確認します。
その後、パイロット設備の仕様を決定し、設置工事を発注します。
設置した設備でのテスト法案を作成し、テストを実施。その結果を評価し、実機設備の仕様に反映させます。
②廃耐火物の有効利用の検討:
廃耐火物の種類や発生量を調査し、リサイクル先が求める特性を確認します。
必要な特性を満たすための選別手段を選定し、選別効率を確認するテストを行います。他社の選別技術を調査し、知的財産化を進めます。
<働き方>
・平均残業時間:18時間程度/月
・在宅勤務:0~1回/月程度利用している室員が多いです。
<キャリアパス>
3~5年後のキャリアは、職務経験や本人の意向、業務適性を考慮して判断します。
以下の異動の可能性があります:
・加古川製鉄所の製銑部資源循環室での技術スタッフへの異動
・本社の資源循環企画部署スタッフへの異動
<魅力・やりがい>
・少数精鋭のチームで、経験が浅い方でも裁量を持って活躍できる環境です。研究開発から実機化検討まで、幅広いフェーズを一貫して経験できます。
・無価値な物を価値ある物に変える技術を開発し、その実用化に携わることで達成感を得られます。
・自分だけでは解決できない課題に取り組む中で、社内外の技術者と協力し、技術者としての成長を実感できます。
・得られた成果は特許出願や学会発表を通じて評価され、社会に貢献している実感を得ることができます。
業務の都合等により、会社の指示する業務への異動を命じることがあります。
事業内容・業種
鉄鋼・金属