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技術|ワイヤーボンディング技術者(年間休日120日以上)【福岡県宮若市】
- 450万円~800万円給与・昇給・賞与:候補者の経験・スキルに応じ優遇
- 福岡県宮若市
<具体的な業務内容>
ワイヤーボンディング技術者は、顧客(主に自動車関係メーカー)に対して、製品仕様に対する組立工程の中のワイヤーボンディング工程の生産技術を任せます。
各プロセスごと(ダイシング、ダイボンディング、モールディングなど)の担当者とパッケージング全体管理者と連携して、顧客要求を満たす製品の生産技術の開発を行います。
1)組立技術課の業務内容について
組立技術課は、半導体のパッケージ組立の生産技術部隊を担っております。
①工程設計業務
組立技術課にて、デザイン及びプロセス設計に伴う検証を行い、実現性確認を行います。
・実際の設備を操作し、適切な製造条件を見出すための実験や評価を行います。
・実験や評価の結果に基づき、製造部門に対して量産の条件を提示します。
また、量産ラインの管理内容についても提示します。
・追加の設備投資や設備改造が必要であれば、その設備仕様作成や工場の配置などを行い、その量産条件についても提示します。
・量産の初期確認を実施し、お客様の最終承認をもって開発完了となります。
組立技術課で、いくつかの領域・役割に分担して、それぞれの責任範囲に基づき業務を進めます。
※ダイシング、ダイボンディング、ワイヤーボンディング、モールディングなど各プロセスごとに担当を分けています。
②量産立ち上げ業務
・工場のレイアウト、設備リスト、生産能力の算出、人員構成などの生産体制(量産ライン)の構築を行い、製造部門に連携する。
・製造ラインで問題が発生した場合、製造部門(保全も含む)または品質保証部門と連携して課題を解決していきます。
※製造(組立)および設備保全は製造部門が行います。
③技術標準化(ノウハウの共有)
・アムコーテクノロジージャパンの工場間での技術標準化または、グローバル拠点との協力体制にて標準化を進めます。
2)組立技術課までの前段階の業務の流れ
①顧客(主に自動車関係メーカー)からの要望に応じて、R&D部隊が顧客の製品仕様に対して最適な工場を選定。
②R&D部隊が顧客から提示された製品仕様を満たすためのデザイン(設計)及び材料選択と、プロセス設計を行います。
3)福岡工場での主な製品仕様
・SOP(Small Outline Package):リードがパッケージの2側面から出ており、リード形状がガルウィング形(L字形)のパッケージ
・QFP(Quad Flat Package):リードがパッケージの4側面から出ており、リード形状がガルウィング形(L字形)のパッケージ
・QFN(Quad Flat Non-leaded package):リードがない代わりに電極パッドが4側面から接続用の端子として用意されたパッケージ
4)QFP製品の組立工程フローおよび製造装置
①バッググラウンド:ウェハ表面を保護テープで保護し、ウェハ裏面を研削し薄厚化する
メーカー:ディスコ
②ダイシング:ダイシングソーでウェハーを切削して切り出し、チップ化する
メーカー:ディスコ
③ダイボンディング:チップを基板(フレーム、基板)に接合(固定)する。(ディスペンス法)
メーカー:新川、K & S(キューリック・アンド・ソファ)
④ワイヤボンディング:チップ上のAL電極とパッケージのリードをAuワイヤで接続する。(ボール・ボンディング法)
メーカー:新川、K & S(キューリック・アンド・ソファ)
⑤モールド:チップを外部から保護する樹脂封止(トランスファ・モールド法)
メーカー:TOWA
⑥マーキング:パッケージ表面に商標、製品名、ロット番号、ウィークリーなどを印字する。(ペンタイプレーザーマーク)
メーカー:REALIZE
⑦ダムバーカット:ダムバーを切断し、1本1本のアウターリードが電気的に分離されるようにする。
メーカー:REALIZE、APIC YAMADA
⑧外装メッキ
⑨フォーミング:LSIパッケージの外装リードを基板に実装しやすいように成型する。
メーカー:REALIZE、APIC YAMADA
<募集人数>
3名(モールディング、ワイヤーボンディング合わせて)
<予定ポストor資格区分>
□一般(メンバークラス)
■主任・主務(リーダークラス)
□課長・担当課長(マネージャークラス)
□部長・担当部長(マネージャークラス)
<予想残業時間(月)>
~20時間
<面接について>
面接回数:1回
面接方法:Web面接
配属先:生産統括本部 福岡工場 福岡技術部 組立技術課(28名)
組織構成:マネージャー3名、50代8名、40代3名、30代3名、20代14名
事業内容・業種
総合電機メーカー