電気系生産設計(電子顕微鏡SEM/TEM/STEM)|【茨城】
- 給与
- ※年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定
- 勤務地
- 茨城県ひたちなか市
〈電気系生産設計(電子顕微鏡SEM/TEM/STEM)/茨城勤務〉
【職務内容】
■CTシステム製品本部 解析制御システム設計部にて、電子顕微鏡(SEM/TEM/FIB-SEM等)の開発フェーズ後の生産設計業務をお任せいたします。
<具体的にお任せする業務>
SEM/TEM/FIB-SEM等電子顕微鏡の量産化フェーズにおける下記各種対応をお任せします。
・規格対応(SEMI/IEC規格等)及びEMC試験。
・3DCAD(Creo)を使用した製図。(電気系ユニット組立図、板金図、ケーブル図)
・顧客の要求に基づく変更設計や機能の追加対応。
・トラブル対応時の現場対応。
・電子部品改廃(EOL)対応。
【担当装置例】
・電子顕微鏡(SEM/TEM/STEM)
■製品化技術
・高精度・低ノイズアナログ回路技術による電子線ビーム制御(定電流制御)
・検出系制御に必要な中高圧電源回路および微小電流増幅回路(TIA回路)
・FPGAを搭載したプリント基板設計およびRTLコーディング
・モーター(DCリニア、ステッピング、ピエゾ)による試料位置制御
・AC/DC及びDC/DC電源回路
(シリーズレギュレータ、スイッチングレギュレータ)
・真空排気シーケンス制御 (真空計、ポンプ)
・マイコン周辺制御 (I/O、インターフェース制御(Ethernet、シリアルなど)
・その他、アナログ・デジタル混在回路の設計など。
■生産設計業務
・規格対応(SEMI/IEC規格等)及びEMC試験
・3DCAD(Creo)オペレーター(電気系ユニット組立図、板金図、ケーブル図)
【採用背景】
■当該部署の “コアテクノロジー&ソリューション事業統括本部”は、「解析・分析のコア技術を起点とした新たな柱事業を創る 」というビジョンを掲げています。。
■当該部署では「見る・測る・分析する・加工する」ための技術開発に力を発揮し、社会やお客様の課題解決に貢献するエンジニアの採用を強化し、組織力強化を図りたいと考えております。
【入社後の流れ】
■入社後はご経験・スキルにあわせて、担当製品及び開発部分をお任せする予定です。
そこを軸にOJT等を通じて製品を理解して頂き、ご自身の業務の幅を無理なく広げて頂ける環境ですので、安心してご入社いただけまし。
■当部署は共通技術グループ(20名)、装置制御グループ(30名)の2グループに分かれております。
グループの役割は、大まかには、共通技術グループで製品間で電気系モジュールやユニット等の共通技術を開発し、装置制御グループで、その共通技術を使って製品化を実施します。ただ製品開発時には、2つのグループが一体となって作り上げていきます。
【仕事の魅力/やりがい】
■電子顕微鏡は、ミリメートルオーダ(mm)からサブナノメートルオーダ(sub-nm)まで広範囲に試料を観察することができる装置です。
■この電子顕微鏡は、物性物理や材料科学の研究分野だけではなく、半導体の開発・製造や先端材料の開発・製造・品質管理などの産業分野、そして感染症の原因となるウイルスの観察などを行う医学・生物分野や、小惑星イトカワから採取した微粒子の観察などを行う宇宙の研究開発分野にいたるまで、様々な分野で幅広く活用されています。
■「見えないものを見る、測れないものを測る、分析できないものを分析する」を実現するために、より高性能で、より高機能で、より使い勝手のよい電子顕微鏡を開発して世の中に提供することで、世界の人々の幸福に貢献しています。
■世界トップシェアを多く含む電子顕微鏡(SEM/TEM/STEM)を軸に事業展開をしており、トップシェア企業だけが持つ最先端技術およびその開発に携わることができます。
■電子顕微鏡は、0.1nmの誤差を計測する精密さ、正確さが求められる装置です。そのため、僅かなズレでも計測結果に影響がでてしまうため、ノイズ抑制は非常に重要です。
環境に配慮した省力化とノイズ抑制の両者のバランスを保った制御設計システムの構築は難易度が高く、非常にチャレンジングな業務に取り組むことができます。
【働き方】
■電子顕微鏡はモノを相手に実験や評価を行うことが多いため、事業所(実験室がある工場)に出社して業務を行うことが多いです。
※目安:週4日出社、週1日リモートワーク等、業務の状況に併せて出社、在宅で勤務いただきます。
事業内容・業種
産業用装置(工作機械・半導体製造装置・ロボットなど)