正社員
(未経験・第二新卒可)【茨城】電子線エンジニア(半導体用検査装置)
- ※年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定
- 茨城県ひたちなか市
【業務内容】
評価研究開発部 ビーム応用計測技術グループで、半導体用計測・検査装置(CD-SEM等)の電子光学系開発において、より計測・検査精度を向上させるために電子線ビーム制御に関わる要素技術開発や製品開発をお任せいたします。入社後はまず、ご経験やスキルに応じてお任せする業務を決定致します。
【製品について】
同社が製造・販売する高分解能FEB測長装置(CD-SEM)は、世界市場にて78.6%というトップシェアを維持し続けています。
・CD-SEM(測長SEM)とは
https://www.hitachi-hightech.com/jp/products/device/semiconductor/cd-sem.html
【同社の強み、今後の展望】
●同社のコア技術である“見る・測る・分析する”技術で高品質な計測・検査装置を製造しております
∟半導体を製造するメーカーは365日24時間稼働をしております。同社の製造装置が担っているのは、半導体製造における計測・検査の分野の装置です。計測・検査装置で重要なことは安定且つ正確な計測・検査が出来ることです。この365日24時間稼働の装置で、10nm以下へ微細化が進んだ半導体を安定且つ正確に計測・検査を行うことなかなか難しく、同社ではその技術があり市場で選ばれ続けております。
●より高性能な製品開発に向けた、研究を行っております
∟半導体は年々、微細化且つ複雑化しており、装置メーカーも対応が必要になっております。同社は電子顕微鏡の製造を行っており、微細な測定は得意分野なものの、今後、顕微鏡でも測定が難しいレベルでの微細化が進んでおります。そのため、電子線をより緻密に制御することで、電子顕微鏡の進化も続けていきます。また、半導体の複雑化への対応としては、現行のCD-SEMで可能な表面の検査、計測だけでなく、内部の測定や検査を行える製品の量産化を目指しております。
【組織について】
評価研究開発部 ビーム応用計測技術グループは全体で30名在籍しております。
グループ内では、3つのチームに分かれております。
①既存の製品対応を行うチーム
②未来の製品を研究・開発を行うチーム
③新しい技術を取り入れ、研究するチーム
グループ内には大きく分けて、構造設計をして図面を作成するハード設計エンジニアと、電子線の制御方法を設計するシステム設計者が所属しています。いずれも、シミュレーション等を使いながら所望の性能を満たす電子顕微鏡をどう実現するかを検討しながら設計していきます。また、電子顕微鏡における重要部品の性能評価や材料を含めた開発、同社の製造技術の開発・改良を進めているエンジニアもいます。希望や適正に応じて何れかのチーム所属頂きます。
【キャリアパスについて】
当部署はCD-SEMの電子線ビーム技術の研究から現行製品への落とし込みまでを担う部署ですが、上記①~③の役割をローテーションさせています。また、CD-SEMの他の工程を担う部署は、製品全体のシステムや機構、制御、ソフト、あるいは顧客協創の部署などがあります。これらの部署への異動や、ローテーションも可能です。さらに、共同研究を行っている日立製作所や大学へ出向頂くキャリアパスなどがございます。
また、語学力や、より顧客に寄り添った製品開発にご興味ある場合は、海外現地法人への出向や、新技術の習得のために海外の大学への留学など幅広いキャリアパスがございます。
【企業・仕事の魅力】
同社は半導体計測用のCD-SEMでグローバルトップシェアを持っています。トップシェア製品を生み出す職場風土の中で最先端の顧客要求に応えるための技術開発に携わることは、技術者としてなによりのやりがいであり、自身の成長にも繋がります。
また、同社は医用やバイオ分野においても分析機器や汎用電子顕微鏡などの競争力の高い多彩な製品群を有しており、企業としてリスクヘッジができる体制を構築しています。
【働き方について】
ハードの開発がメイン業務であるため、事業所(工場)に出社して業務を行うことが多いです。
一方、ご家庭や業務のご状況に合わせ、上長と相談しながら在宅勤務やフレックス勤務の導入も可能です。
顧客状況により?忙期もございますが、日立グループに準じた労務管理を徹底しています。
事業内容・業種
産業用装置(工作機械・半導体製造装置・ロボットなど)