【滋賀】【制御機器事業部】データを活用したものづくり革新をリードする実装工程生産技術担当者
- 勤務地
- 滋賀県草津市
- 給与
- 450万円~750万円(※ご経験に応じて前後)
- 雇用形態
- 正社員
◆募集背景
オムロンの主力事業であるFA(ファクトリーオートメーション)を担うインダストリアルオートメーションビジネスカンパニー(IAB)は、約20万点におよぶ多様な製品を、日本・中国・アメリカ・東南アジア・ヨーロッパといったグローバルな製造拠点で生産・供給しています。これらを支える生産SCM本部は、市場環境の変化に迅速に対応し、安定的かつタイムリーな供給を実現するために、全世界の生産拠点およびサプライチェーンを統括しています。
近年では、急激な需要変動や地政学リスクへの即応が求められ、顧客への供給責任の遂行と、事業としての収益確保の両立が一層重要となっています。さらに今後は、新たに予定されている生産システム導入により、通常オペレーションと新システム立ち上げを並行して推進する必要があり、生産現場にはこれまで以上にチャレンジングでやりがいのある環境が広がっていきます。
こうした環境下において、当社では、製品の重要部品を生産する実装工程における「品質・生産性向上」といった短期的な現場改善に取り組みながら、AI・IoTなどの最先端技術を積極的に導入し、「中長期的な工場革新」を牽引できる人財を求めています。
現状に甘んじることなく、確実な改善と未来志向の革新を両立し、次世代のものづくりを共に創造していく――そんな強い志を持った方のご応募を心よりお待ちしています。
◆業界動向と自社事業の特徴
FA業界は人手不足やデジタル技術の発展により、製造業を中心とした工場の自動化ニーズが世界中で高まりつつあり、今後も安定した成長が見込まれる領域です。オムロンは、約20万点の幅広い製品ラインナップと、世界120か国以上に供給できるグローバルの販売網を保有しており、FA業界のリーディングカンパニーとして、世界中のお客様が求める製品をお届けしています。
◆部・チームの業務概要
IAB製品に搭載される制御基板の生産を担う実装工程領域の生産技術部門です。新商品や設計変更品の生産体制構築に加え、品質・生産性の向上、さらには生産システムおよびそれを支える技術(自動化・工法・情報化)の開発・導入・展開までを一貫して手掛けています。
IABの生産技術開発部門や商品開発部門、本社IT部門、さらには社外パートナーとも幅広く連携し、協働を推進しています。多様なバックグラウンドを持つメンバーが互いに切磋琢磨しながら、現場の確実な改善と、未来の工場革新に向けた新たな価値創出に挑戦し続けています。
◆担っていただきたい具体的な仕事内容
実装工程における生産技術業務を担当していただきます。
表面実装工程(SMT)や挿入実装工程(DIP)において、データを活用した品質・生産性の改善活動を推進するとともに、さらなる工程革新に向けたデータ取得システムの検討・導入・運用までを担っていただきます。
単なる現状改善に留まらず、工場全体を俯瞰した視点で工程設計から構想・試行錯誤を重ね、将来のものづくり革新を牽引していく――そんなイノベーション創出に挑戦できるポジションです。
【具体的な業務イメージ】
・製造データ(品質データ、工程データ、設備データなど)を活用した歩留まり改善・品質向上活動の推進
・生産性向上に向けたラインバランス最適化や、稼働率向上のための課題抽出と改善提案
・工程可視化・トレーサビリティ向上を目的としたデータ収集・活用システムの構想・開発・導入
・スマートファクトリー化に向けた先進技術(IoT、AI、ビッグデータ解析など)の調査・適用検討
・新規工程設計・設備導入における仕様検討、工法開発、現場導入支援
◆具体的な仕事内容に対しての期待する成果
・製造データを活用した品質・歩留まり改善:データ分析に基づき、実装工程の不良率を低減し、目標とする歩留まり改善率を達成する。
・生産性向上に向けた改善活動推進:ラインバランス最適化や設備稼働率向上の取り組みを通じて、目標とする生産性向上率を実現する。
・データ取得・活用システムの構想・導入:工場内のデータ可視化率を向上させ、製造工程のトレーサビリティ強化や工程異常の早期検知体制を構築する。
・スマートファクトリー化推進:IoTやAI技術を活用したパイロットモデルを設計・導入し、データドリブンな改善文化の定着に貢献する。
・新規工程設計・設備導入支援:新規設備・工法開発により生産工程を進化させ続ける。
事業内容・業種
総合電機メーカー