材料に関する研究開発業務/藤沢事業所|【神奈川】
- 正社員
- 450万円~690万円月20時間残業した場合※経験・年齢・年収を考慮し規定に基づき決定。上下限共にこの限りでない可能性あり
- 神奈川県藤沢市
・材料に関する研究開発業務/藤沢事業所/C4139
【業務内容】
荏原の各事業体の既存事業、将来の事業を支えるための材料に関する研究開発業務を行います。特に、すべり軸受などの耐摩耗材料の開発から評価まで行います。例えば、新エネルギーへの貢献として進めている、液体水素を輸送するポンプの軸受材料の開発、評価などになります。ラボスケールの摺動試験により、摺動特性と材料組成などの影響因子を調査し、得られた知見からデータ科学的な手法(MI:Materials Informatics)を活用した材料開発を行い、事業部要求を満たす摺動部材を事業部へ提供します。また、機械要素の開発であり強度解析なども取り組んでもらいます。一連の開発で得られた知見、摺動メカニズムについては、特許出願、国内外の学会発表および学術誌への論文投稿を実施します。
【募集部門について】
(コーポレート)技術・知的財産統括部 基盤技術研究部 材料・生産技術研究課
【募集背景】
インフラ事業、エネルギー事業、建築・産業事業、精密電子事業や環境事業など既存事業だけでなく、新事業開拓も進んできており、荏原グループ内の材料に関連する研究開発ニーズが多様化しています。そのため、摺動摩耗分野を専門とする若手研究人材の補充が急務となっています。
【キャリアステップイメージ】
原則コーポレートの研究部門で、荏原グループ全体の材料、特に摺動・摩耗分野に関する研究ニーズを広く把握し、状況に応じた研究テーマを立案・実行する役割を期待しています。入社後の数年間は、実際の摺動・摩耗現象を体験してもらうため、実験含め手を動かしてもらいます。ある程度、現象を理解いただいたのち、構内協力会社に作業を依頼するなど、研究開発テーマの計画などの割合を増やしていきます。本人希望や事業部との連携強化を目的に一時的に事業部にローテーションして事業を経験してもらう可能性もあります。
現在は転居を伴う異動の可能性は低いが、研究テーマや研究フェーズによって学会発表や現地試験などで短~中期の出張可能性はあります。
【当部門の役割・業務概要・魅力】
荏原グループ全体の材料に関連する技術課題解決のために多様な研究開発を担当する部門です。機械メーカにおける材料の部門として、ポンプやコンプレサーのような風水力機器、焼却炉向けの耐食耐摩耗材料の開発などの環境事業、ドライポンプや排ガス処理装置などの半導体製造装置向けなどの多岐にわたる材料問題の解決に貢献します。最近は、新しい製造技術である金属積層造形品の材料評価、開発も行っています。また、液体水素ポンプなど新エネルギー向けの材料評価、開発なども実施しています。材料の部門には、構造強度、防食技術、摺動摩耗および生産技術など各分野のエキスパートが在籍していて連携して業務を進めます。また、同じ組織内の他分野(流体解析、振動・機械、化学、数値解析、分析など)の研究部門と協力して荏原グループ全体の多様な技術課題解決に貢献しつつ、研究成果を社外発表することで企業価値向上にも貢献します。
事業内容・業種
機械部品