【大阪】.圧縮機の設計、要素(潤滑、流体等)技術開発
- 給与
- ※年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定
- 勤務地
- 大阪府摂津市
24-空生TIC圧縮-01.圧縮機の設計、要素(潤滑、流体等)技術開発
■業務内容
空調事業の拡大や新たな商品領域への挑戦に向けて、エアコンの心臓部であり重要コア技術である圧縮機の新機種開発に携わって頂きます。圧縮機は自動車でいえばエンジンにあたる最重要部品であり、ダイキン工業が得意とする省エネインバータ技術、最適冷媒による環境先進技術で世の中を変革させることに大きく貢献していくミッションとなります。
■具体的な担当業務
世界No.1圧縮機を実現する為の技術開発は機械設計、機構設計、金属・樹脂材料評価、潤滑油含めた軸受潤滑設計、静音制振設計など様々な要素技術の組み合わせで成り立ちます。入社後すぐにこれら全てをカバー頂く必要はございません。これまでの技術者としての経験・スキルを踏まえ、最も活躍頂ける領域、職務内容から担当頂きます。具体的にはスイング・スクロール・スクリュー・ターボ各圧縮機形式の要素技術開発・先行開発・量産開発チームの中で、圧縮機構成部品の設計や、各種解析・実験などを担当頂きます。将来的には機種開発の取りまとめや新規開発製品のリーダー、新規要素技術開発など部門の中核を担うリーダーとして成長して頂くことを期待しています。
■使用ツール
3D-CAD :Solid Edge、NX、Solid Works
解析ツール:Femap NX Nastran、OpenFOAM、Actran、Matlabなど
■ポジション・立場
要素技術開発・先行開発・量産開発チームの中で、構造設計・潤滑設計・静音制振設計(実験技術の高度化も含む)の中堅・メンバーとして自立的な活躍を期待しています。(開発プロジェクトメンバー)
■仕事のやりがい
・圧縮機は、自動車のエンジンにあたる心臓部であり、エアコンの商品力である能力・効率・コストを支配するエアコンの最重要部品です。ダイキンの強みであるヒートポンプ技術は、投入するエネルギーの数倍の熱量を産み出す環境にやさしい技術であり、圧縮機の性能を向上させることで、単に消費電力の削減だけではなく、燃焼やヒーターなど環境負荷の高い暖房器具をエアコンに置き換えることができます。
・対象となる物理現象の世界観は自動車エンジンを凌ぐほどです。その奥深さゆえ、常に新たな製品、技術に触れる為に、知的好奇心が刺激され続ける仕事です。設計者、技術開発者には、設計業務だけでなく、モノづくり(試作)、試験評価、分析等などにも携われる環境ですので、機械設計に積極的に取り組みたい人にとっては、大変やりがいがあると考えています。
■ダイキンの強み
・空調機の心臓である圧縮機設計を他社にない幅の広さで経験できる。(ルームエアコンクラスに搭載される当社独自のスイング圧縮機、ビル用マルチエアコンに搭載されるスクロール圧縮機、ショッピングモールや空港、スタジアムの空調機に搭載されるスクリュー圧縮機、ターボ圧縮機の計4つの形式をやってる会社は他にない)
・技術検討~設計~試作~試験評価~まとめるといった一連を全部担当してもらう(設備導入をやることも)ことで、一気通貫の経験ができる。
・空調に特化した会社だからこそ、メカ、モータ、波形設計、生産技術者間との距離が近く、個別最適だけでなく、トータルでメリットがでる(全体最適)なら推進することができる。
・テーマ推進はチームで進めることが多いが、上司との距離が近く、スピーディに判断ができる。
■キャリアパス
・機械技術者として、圧縮機全体を仕上げていく中で、構造・材料・材料・流体・音響・熱・計測・DX等の幅広い技術に精通しながら、トータル設計スキル(自動車のエンジン設計と変わらないレベル)が身につく。
・前述の専門性を極めることもキャリアパスとしておくことも可能。(世界での立ち位置を意識することが大事)
・開発リーダ、マネジメントを経験し昇進していくことや、専門性を極め業界・学会で通用する立場になることも可能。
事業内容・業種
機械部品