カーボンニュートラル実現に向けたV2Xシステム開発|【神奈川】
- 給与
- ※年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定
- 勤務地
- 神奈川県厚木市
<[VT2412]カーボンニュートラル実現に向けたV2X(Vehicle to Everything, V2G, V2B/H, V2L)システム開発(一般層 総括職/担当職)>
<職務内容/Main Tasks>
充放電に関するカスタマーエクスペリエンスを向上させるためのシステム設計、制御開発を実施していただきます。
例えば、昨今、急速に北米の充電規格がNACS(Tesla supercharger)シフトしており、我々もTeslaと協業して充電システムを設計し、トップレベルのBEVを開発します。
また、カーボンニュートラル実現に向けて、BEVのバッテリーを活用して、創った再エネを貯めて需要が高いときに放電することで火力発電の依存度を減らすV2Gシステムを開発しています。特にシステムコストがより安価なACタイプのV2Gシステムを開発しており、自動車会社として初めて 交流電源(AC)システムによるグリッド認証(G99)を取得しました。英国の系統電源への電力供給を可能とし2026年実用化にむけてV2Gシステムの開発を加速しています。
・パートナーやサプライヤーなど外部のエンジニアと技術論議し、日産BEVとして最適な仕様を決定
・システム設計、ロジック開発、システム評価の一連の業務を推進
・V2LやV2H/B、V2Gのシステム設計、評価
お客さまからのニーズ、世界中の環境、規格に合わせたシステムの構成、制御ロジックを構築し、システムトータルで最適化し競争力ある充放電性能を作り上げる仕事です。関連する専門知識を活かせるとともに、バッテリー設計、バッテリー温調技術、モータインバータなどのパワートレイン設計など、多岐にわたる関連部署とのコミュニケーションをとり、皆の意見をまとめ、クルマとして最適化を行っていきます。
また、クルマ外のインフラと連携して新しい充放電サービスを構築するために、充電ステーションやローミングプロバイダー、アグリゲーターなどと外部とのコミュニケーションをとり、システムを構築し競争力ある充放電サービスを作り上げます。
職場はお互い協力しあいながら、過去の経験のみならず、新技術を取り入れながら日々新しい技術課題にチャレンジしている部署です。充放電グループは30名程度で若手からベテランまで在籍しており、困ったときにはいろんな人に相談できる雰囲気です。
<アピールポイント(職務の魅力)/Selling point of this position>
今後の自動車業界の成長において最も注目されている領域の一つである電気自動車開発の最前線で働くことができます。特にAC V2Gシステムは日産の電動車両の充放電技術が業界をリードしており、入社してすぐに最先端の技術に関われます。
また、今後重要となる電動化技術領域を自らが定義し、新規システムの提案と開発をリードすることにより高い技術力を身につけることができます。自ら計画、設計したものをクルマへ組み込むことができ、クルマづくりを実感できます。
外部のインフラを使った評価を実験部と連携することも多くあり、最先端の実験設備を用いたクルマ評価を経験できます。関連する部署や人が多岐にわたるため、ビジネスサイドのメンバーなど様々な方とのネットワークを構築することができます。
充放電システム開発を極めて、本分野でのマネージャを目指すことができます。また、システム制御開発を深めることができるので、他の業界、分野でも得られた知識、体験は十分応用がききやすいです。
事業内容・業種
自動車