正社員
パナソニックグループの国内/国際税務【PEX 経理・財務センター】|【東京】
- 550万円~1200万円※スキル・経験・前職給与を考慮の上、規定により決定。
- 東京都港区
●担当業務と役割
・同社では、歴史的に事業部制を採用しており、開発、製造、販売、サービスの一貫体制を、すべてを事業部で責任を持つという経営体制になっており、経営上の重要事項を決定する権限や裁量なども、事業会社に大きく権限委譲されています。そのため、税務統括室は、事業が円滑に進むように事業会社に意思決定に必要な情報の提供を行い、その経営をサポートしていく役割が求められています。
・税務統括室は、パナソニック ホールディングス株式会社の税務申告業務に加え、グループ各社に対する税務ガバナンス(国際税務、移転価格、組織再編税制への対応など)担当しています。
同社内の多岐にわたる事業の国際取引に関して、税務リスクを低減するためのグループ税務ポリシーを構築し、事業会社とのタイムリーなコミュニケーションを通じて、税務課題の発生を未然に防ぐことが、税務統括室の仕事には求められます。
●具体的な仕事内容
・大規模な事業や組織の再編を検討している事業会社があれば、日本及び関係する海外各国の税務上の取り扱い確認して税務リスク低減の観点からアドバイスを行います。
必要に応じて、その実行をサポートすることもあります。社外の税務コンサルタントの方や事業会社の経理メンバーとの密なコミュニケーションを行い、プロジェクトの円滑な進行に貢献する仕事です。
企業内の税務スペシャリストという立場で、事業会社が気づいていない税務リスクの存在や、税務課題の解決方法などの情報を提供することで、事業の意思決定をサポートします。
・事業会社の経理メンバーと密に連携して、その事業にふさわしいグローバル移転価格ポリシーを作成し、毎年の移転価格文書の作成をサポートします。
・日本および海外で税務調査を受けている子会社に関して、進捗状況をモニタリングし、必要に応じて専門的な助言を行うこともあります。
・同社は、日本の税務関係の諸団体の委員やメンバーとして活動しております。関係省庁から同社への問い合わせも多く、税制改正要望を積極的にお伝えする活動も行っています。
●この仕事を通じて得られること
・同社は世界各国で開発、製造、販売、サービス活動を行っているため、税務課題の解決に向けて、グローバルな視点でものごとの本質を捉える訓練を積むことができます。
また、海外のローカル責任者や海外の税務コンサルタントと直接議論する場面もあるため、英語や中国語などの語学についても、ビジネス現場での実践力を磨くことができます。
・税務コンプライアンスについて、同社には「正しく納税していく」という創業者の松下幸之助の考え方があります。
海外事業についても、現地で人を雇用し、工場を建設していますが、あくまでも、「その国の人やモノをお預かりして事業をしているという精神」で、事業を通じて利益を得られれば、
その分、その国での納税額も多くなり、その国に貢献できると考えています。この考え方をもとにグループの税務を統括していく、そのような貴重な経験を得ることができます。
・各種プロジェクトの会議や税務調査対応などで、事業部や工場の現場に行くことがあります。そこでは事業部の方と意見交換をしたり、製造現場を自分の目で確かめることもできます。
●職場の雰囲気
・税務統括室では税理士など専門スキルを有した中途入社のメンバーが多く在籍しており、30代~40代の中堅、若手の世代が大半を占めています。
・テレワークを中心に業務を進め、期末決算や税務申告書作成の繁忙期には、必要に応じて出社するという業務スタイルです。
・デジタル課税やグループ通算制度への対応など、事業会社が新しい税制に確実に実務対応していく際のリード役を果たすなど、新しいことに挑戦できる、活気のある職場です。
・事業会社の税務メンバーと毎月、情報交換会議を開催するなど、グループ会社間での円滑なコミュニケーションができる環境があります。
●キャリアパス
税務統括室に国内税務、国際税務、移転価格などの多岐にわたる業務があるため、異なる分野の税務業務をローテーションすることができます。また、税務統括室では、事業会社ごとの担当制をとっており、将来は異なる事業会社を担当することも可能です。
事業内容・業種
総合電機メーカー
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